先日新たな補助金の概要が発表されました。その名も“こどもみらい住宅支援事業”。現時点での内容を大まかにまとめてみました。今後新たな情報が出てくると思いますので、詳しくは係員にお尋ねください。
今回の補助金は、新築・分譲住宅の購入・リフォームとそれぞれ分類されておりますが、まずは新築編から。
~新築編~
〔どんな世帯が対象になるの?〕
〇子育て世帯もしくは若者夫婦世帯
※1 子育て世帯とは、申請時点において18歳未満の子供がいることを指します。
丁度お子さんが18歳だという方、ご注意ください。
年齢のカウントは令和3年4月1日時点です。
すなわちお子さんの誕生日が平成15(2003)年4月2日以降なら対象となります。
※2 若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、どちらかが39歳以下であれば対象です。
今年40歳になったばかりだよという方、ご注意ください。
年齢のカウントは令和3年4月1日時点です。
すなわちあなたの誕生日が昭和56(1981)年4月2日以降であれば対象となります。
上記の※1か※2、どちらかを満たしていればよいので、例えば年齢が40代、50代、60代でも、お子さんが18歳未満であれば申請できるわけです。
〔補助金はいくら?対象になるのはどんなお家?〕
〇補助金は省エネ性能のレベルによって段階的に100万円・80万円・60万円となります。
詳しく書くと、
1.補助金 100万円 ⇒ ZEH、NearlyZEH、ZEH Ready、ZEH Oriented のいずれか 2.補助金 80万円 ⇒ 認定長期優良住宅、認定炭素住宅、性能向上計画認定住宅 のいずれか
3.補助金 60万円 ⇒ 断熱性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅
※1 いずれも住宅の性能等を証明する書類が必要となります。 〔申請期間はいつから?〆切は?〕
〇申請期間 令和4年3月頃~10月末頃
※1 予算次第で、〆切が早まる可能性があります。なぜなら今回の国の予算は542億円で、最大補助金100万円で換算すると、54,200件分となります(今回の補助金では新築の他に、分譲住宅の購入やリフォームも対象となっておりますので、あくまでざっくり計算ですが)。
日本国内で新築が80万件/年とすると、補助金はその内の約15%分ということになりますので、早目のご検討をお薦めします。
※2 工事請負契約を令和3年11月26日~令和4年10月31日に締結したもの
※3 申請できるのは、住宅の建築が補助額以上まで完成したタイミングとなります。おおむね基礎工事が完了していれば申請できる見込みです。
〔どうやって申請するの?〕
〇申請は工事請負業者が行いますので、業者さんへ全て任せてください。
※1 その業者さんが予め補助金の事務局へ事業者登録をしている必要があります。 ※2 申請書類として住民票他必要ですので、適時ご用意して頂くことになります。 紙面が狭いですが、もちろんリフォーム編にも触れますよッ!
~リフォーム編~
〔どんな世帯が対象になるの?〕
〇こちらはどんな世帯だとかのややこしい規定はありません。どなたも申請できます。
〔補助金はいくら?〕
〇30万円が上限です。工事内容によって規定の金額を上積みして、補助額を算出する形になります。
※1 住宅を購入してリフォームを行う場合は15万円上乗せとなります。
※2 前述~新築編~の“子育て世帯又は若者夫婦世帯”の場合、15万円上乗せとなります。
〔どんな工事が対象になるの?〕
〇断熱改修や性能のよい設備機器類(風呂、トイレ、エコキュート)の入替工事等が基本となります。
※1 断熱改修は部分的な改修でも対象となる場合がございます。
※2 食洗機や宅配ボックス、エアコンの設置、耐震改修、バリアフリー改修といった内容も、上記の基本工事に既定の金額を上積みすることができます。
〔申請期間は?〕
〇申請期間 令和4年3月頃~10月末頃
※1 リフォーム工事がすべて完了している必要があります。
※2 工事請負契約を令和3年11月26日~令和4年10月31日に締結したもの
〔どうやって申請するの?〕
〇もちろんリフォーム工事の契約を結んだ事業者が申請するので、事業者さんに全てお任せください。
ホームライトのアピールコーナー
ZEHビルダーとしての実績があり、毎々補助金申請に係る費用は無料とさせて頂いております。性能証明書や追加機器等に係る費用は有料となりますが、そういった金額も細かく明示致しますので、お気軽にご相談ください。