調査年数　10年になりました
　調査累積数　456棟
　昨年光熱費平均（一般76棟）129,387円
　　　　　　　 （二世帯10棟） 153,836円



見出しの通り、光熱費調査も10年に達しました。本年は、一般世帯76棟、2世帯及び2世帯同居住宅10棟、合計86棟様のデータを頂くことができ、累積調査棟数も、456棟になりました。光熱費は　大変に低い値です。これは、中電の「燃料調整費」がマイナスであった影響もあるとはいえ、たいへん素晴らしい数値であり、上手にお暮しいただいているお客様皆様に深く感謝いたします。
　しかし、10年OB客様のデータを頂いて、この実績、胸を張って、「本物の省エネ住宅」と誇れると思います。

昨年の暖房費

Ｈ26・6月～Ｈ27・5月　　　暖房費＝33,405円(一般世帯)
Ｈ27・6月～Ｈ28・5月　　　暖房費＝27,041円(一般世帯)
Ｈ28・6月～Ｈ29・5月　　　暖房費＝31,773円（一般世帯）　39,744円（2世帯]

昨年の光熱費調査でも報告しましたが、6月、10月の電気料金から、冬場に増える電気料、暖房費を計算することができます。H27・6月～Ｈ28・5月は暖冬でしたので、ずいぶん少なかったのですが、作冬は例年並みでした。
　「床暖房」を売りにしている建設会社で、暖房費を「月、2万円」という営業トークをしていると聞きました。シーズン約8万円という事でしょうが、一般的には「省エネ」といっていいレベルだと思います。シミュレーションではなく、「実際このくらい暖房費がかかります。」というトークが現れてきたのは良いことだと思っています。
　当社のデータで、2世帯住宅及び2世帯同居のお宅　年間暖房費＝39,744円も価値ある数値だと思います。

年間光熱費と給湯費

　給湯の設備は、ガス、灯油、電気等ありますが、当社は「エコキュート」を選択しています。エコキュートは省エネ性に優れた設備ですが、当社は、その設置方法に他社とは異なった手法をとっています。エコキュートの夏期、冬期の効率はずいぶん差があります。冬期のエコキュートの効率をアップするのは、省エネに大きな影響があります。この他社との比較を現在検証することができませんが、来年の報告では、「HEMS」（ゼロエネルギーハウス対応電力モニター）に、エコキュート単独の電気消費が記録されますので、その差が明らかになると思います。お楽しみにして下さい。